01
May
2017
喜楽長
「蔵元日記 2017年5月」
桜の季節も終わり、弊社にあります樹齢300年のケヤキの木にも、若葉が芽吹いてきました。朝と夕方でははっきりと違いが分かるほどに、ぐんぐん伸びる生命力に驚くばかりです。
私共喜多酒造でも、5月上旬にかけて向いの自社田んぼに酒造好適米「吟吹雪(ぎんふぶき)」の作付けをおこないます。「吟吹雪」は、母・山田錦と父・玉栄として育成された滋賀県生まれの酒造好適米です。近年では、その特性を評価され、滋賀県下の多くの酒蔵でも使われています。
滋賀県生まれの「吟吹雪」、その特性を生かしつつ、育て、醸してまいります。
喜楽長 - 2017.05.01