- 名称
- 瀧自慢酒造株式会社
- 所在地
- 三重県名張市赤目町柏原141番地
- 代表
- 杉本隆司
- 杜氏
- 同上(蔵元杜氏)
- 仕込水
- 赤目四十八瀧からの伏流水
- TEL
- 0595-63-0488
- HP
- http://www.takijiman.jp/
清らかな風土が醸す伊賀の地酒 瀧自慢
瀧自慢醸造元は、三重県の山間部、奈良県との県境に位置する伊賀盆地にあります。伊賀忍者でも有名なこの地は豊かな自然に恵まれ、蔵のすぐ近くには「日本の滝百選」に選ばれた、国定公園赤目四十八滝の渓谷が続きます。寒暖差の大きな気候と良質の水に恵まれ、良い米の産地として知られる伊賀地方は、銘酒の産地でもあります。伊賀の酒が伊賀の地で愛され、日常酒として飲み継がれてきたことは、地元での消費量の多さからも伺えます。「一日の終わりに、この酒がないとなぁー」そんな声が嬉しくて、我々は今年も美味しいお酒を目指します。
こだわりの酒造り
美味しいお酒は、良い米、良い水、そして蔵の姿勢により生まれます。瀧自慢では、伊賀盆地で契約栽培される山田錦を中心に、「平成の名水百選」にも選ばれた赤目四十八滝の伏流水を使い、妥協を許さない酒造りに徹します。それは、厳冬の中秒単位で行われる米洗いに始まり、管理しやすい小さな仕込みタンクの使用、急冷熱殺菌による瓶詰め、大型冷蔵庫による貯蔵等々、大量生産では出来ないこだわりの一滴を醸します。瀧自慢は、製造数量わずかな小さな蔵ですが、手を掛けられる所には隅々まで手を掛け、蔵の個性が酒に表現出来るよう「こだわりの酒造り」をしています。お蔭様で、全国新酒鑑評会では数々の金賞を受賞、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)ではゴールドメダルを受賞。伊勢志摩サミットでは乾杯酒、食中酒の両方で採用されました。
瀧自慢を造る面々
瀧自慢の造り手は少数精鋭で真摯に造りに取り組んでいます。夜中も三時間ごとに起きて麹とモロミを管理する蔵人。早朝の仕込みに合わせ、四時から作業を始める蔵人。それぞれが自分に出来る精一杯で、今造っているお酒に向き合っています。
瀧自慢の目指すもの
瀧自慢は今年も、自分が飲みたいと思う酒、自分が飲んで美味しいと思う酒を造ります。そうして出来たお酒を気に入って下さる方がある限り、「この酒でないと・・・・」そう言って下さる方がある限り、我々は、我々の酒を造り続けます。飲み手と造り手の気持ちが重なり合い醸される一本の酒。それを造り続けてゆくことこそが、我々の誇りです。
「百人が一杯呑む酒より、一人が百杯呑みたくなる酒」
瀧自慢はこんな酒を目指して、これからも一歩一歩前進していきたいと思います。