加賀と八日市町
霊峰白山の眺望がすばらしい加賀の地は、平安末期より室町中期までには七つの荘園があり、先人達の生きた壮大な歴史とロマンを秘めている。常きげんの蔵元があるここ八日市は、その当時「額田の庄」と呼ばれる所に位置していた。近くには、山中、山代、片山津、栗津の温泉があり、これを総じて加賀四温泉と呼ばれ全国の浴客に親しまれている。伝統産業では九谷焼や山中塗、菓子産業があり、四季折々の移ろいの中で、白山連峰の山の幸や日本海の荒海で採れたズワイガニ、ブリ,甘エビなどの魚介類は桜や紅葉、雪の加賀路ならではの楽しみである。
蔵のご紹介
創業は文政2年(1819)代々地主であった為に稲作や茶の栽培を手掛け、ある年、米の大豊作となり農民達とこぞって祝った様が、いつまでも続くようにと祈って「常きげん」と命名された。酒米は、自社栽培の山田錦や、加賀産の五百万石等を使用し、白山の清冽な伏流水である「白水の井戸」より湧出する仕込水を使用し能登杜氏と蔵人によって丹精こめた手造りで仕込まれる。自社で、山田錦の栽培も行っており、米作りからも携わっている。「益荒男」は㈱花山のオリジナル商品。
杜氏
昭和47年(1972)生 石川県加賀市出身
平成11年鹿野酒造株式会社に入社し、平成10年入社の農口杜氏より指導を受ける。
平成13年、NHK金沢局が農口、木谷を取材。「北陸スペシャル」で全国放映。
副杜氏就任。
平成23年杜氏に就任現在に至る
温厚な人柄由来の柔らかな味わいのお酒造りに定評があります。
(受賞歴)
全国新酒鑑評会金賞受賞
金沢国税局鑑評会優等賞受賞
能登杜氏組合品評会入賞
(資格)
清酒製造技術中央研修卒業
石川県清酒学校卒業(石川県酒造士)
一級酒造技能士
(私のビジョン)
伝統ある能登杜氏流の技を守りながら、山廃造りを基本に
時代に合った酒造りを目指し、お客様の心と体を癒せるお
酒を造りたいと願っております。
まだまだ未熟ですが、宜しくご指導下さい。
【蔵元】
【杜氏】
【蒸米】
【米の放冷 その壱】
【米の放冷 その弐】
【麹造り】
【麹の完成】
【仕込み】
【袋搾り】
【搾り】