<たおやかな酒を醸す>
私どもが目指す酒質は「たおやか」であること。麹による深い味わいが滑らかに、そして柔らかに広がること。口にすると、心が優しくなるような、そんな「たおやか」な酒を目指しています。
<味わい深い麹で醸す>
味わいの中心となるのは、「味わい深い麹」。昼夜を問わない緻密な温度管理、米の吸水管理、そして、何よりも杜氏・蔵人の五感を信じ、熟練した蔵人の手でしか醸せない「味わい深い麹」によって成り立っています。単なる甘みだけではない、舌の上を滑らかに滑り、奥行きのある味わいを生み出すことのできる、そのような麹が喜楽長の味わいを造ります。
<酒造りの心で醸す>
私共にとって、酒を造ることは、子を育てることと同義であります。しかしながら、私どもにとって酒とは、愛おしい我が子でありながら、同時に、畏怖の念を感じる、いわば神が宿るものとして考えています。人智を超えた何者かが造るものであると。私どもは「酒」をそのような相反する存在として考える、それが喜楽長の酒造りの「心」であります。
【洗米①】
【洗米②】
【甑(こしき)】
【床もみ】
【種切り】
【麹仕事】
【酒母】
【仕込み】
【成分分析】